神弓(かみゆみ)の評価・感想|ネタバレなし

神弓
敵は10万、最終兵器、それは弓

愛するものを守るため、清の精鋭部隊にたった一人で立ち向かう弓の名手。CGを一切使わないスリリングな合戦シーンは圧巻。

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公式ライター:Agatha’s pumpkin
社会派ストーリー、恋愛ものやアクションなど、韓国ならではの心打つ演出にいつもドキドキ。その魅力を余すところなく、みなさんにお伝えします!
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神弓の見どころ

逆賊の子孫として生きながら、朝鮮きっての曲射の名手を描いているとあり、弓を使用した鬼気迫る戦闘シーンは圧巻の出来映え!弓士ナミの手から放たれる矢は、本来、真正面からしか狙えないはずの攻防を、なんと敵の目から逸れた地点から可能にしています。

レビュー

時は仁祖(インジョ)が即位した1623年の朝鮮。
逆賊として捕えられた亡き父の言い伝えどおり、弓士ナミは、妹・ジャインを守りながら匿われて過ごしています。ナミに反対されるものの、ソグンとの婚姻が決まったジャイン。村人からも祝福され式を挙げるさなか、突如攻め入った清軍(満州勢)に、ジャインとソグンをはじめ、ナミの仲間もろともが為す術もなく連れ去られます[丙子(へいし)の乱]。
残されたナミは、残忍極まりない清軍のやり口に呆然としながらも、“前推泰山 発如虎尾”と刻まれた父の形見である弓を携え、10万の清軍に立ち向かうことに。鴨緑江の山小屋でジャインと再会する、という約束は果たして…。

 

弓士・ナミの秘技は曲射で、対する清の大将ジュシンタは六両矢(ユンニャンシ)と呼ばれる凄まじい破壊力を持った弓矢を操る武将です。ナミは妹を捕虜にされ、対するジュシンタは王子に危機が迫っているのではと、王子を守りに向かいます。目的は違えど、向かう先を同じくしたふたり。
ジュシンタは王子のもとへ向かう途中、ナミが放った赤い矢羽根のついた矢を見て、更に危機を募らせます。ジュシンタを演じたリュ・スンリョンは強面の役どころが多く、見る者を怯ませる凄みがありますが、「神弓」ではその目力がいつもに増して凄いことに…。
狙ったら最後、その弓矢から逃れることは出来ない、まさに神の弓を放つナミ。弓に留まらず機転のきいた天才的な戦術で、敵陣を破りますが、陣を突破しても、逃げても、執拗に追ってくるジュシンタたち。早変わりする展開に息つく暇がありません。

 

また、スペクタクルアクションでありながら、エンタメに終わることなく、ジャインの婚礼シーンでは伝統的な婚礼儀式の風景や、刺繍の施された花靴も鮮やかに描かれています。史実にある丙子の乱の様子も丁寧に描写され、50万という人々が捕虜や人質として連行され、子を守りながら亡くなる母の姿や、故郷を惜しみ悲嘆にくれる朝鮮の人々の様子も胸に残るはず。

 

もとは引っ込み思案な素の性格と、戦闘シーンとの緊迫感を絶妙なタッチで演じ切ったナミ役のパク・ヘイルはもちろん、子役をはじめ、ユーモアを交え明るく脇を固めた俳優陣もベテランが勢揃い。ノガミを演じた大谷亮平やワンマン王子を演じたパク・ギウンなど、イケメン人気俳優も登場し、豪華作品に仕上がっています。若手美人女優のムン・チェウォン(ジャイン役)が芯の強い妹役を好演しており、映画に華を添えています。

 

こんな方におすすめ!

息もつかせぬ展開に、スペクタクル感も相まって、何となく毎日スッキリしない,スカッとしたい方におすすめです!見終わったあとも蹄(ひづめ)の音が消えないかも!?

神弓の採点

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ストーリーの引き込まれやすさ
★★★★★(5点)

イケメン癒され度
★★★★☆(4点)

キュンキュン度
★★★★☆ (4点)

泣ける
★★★★☆(4点)

笑える
★★★☆☆(3点)

ハラハラ・ドキドキ
★★★★★(5点)

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合計 25/30 点満点

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